EveryDB2はJRA-VANが提供するDataLabのデータを用いて、様々なDBMS(SQLserverやOracle等)上で競馬データベースを構築するソフトです。
EveryDB2.2以降では、下記のデータベース管理ソフトには対応を停止しました。
EveryDB2には、他のDataLabソフトに無い画期的な特徴があります。
現在、DataLabに登録してあるソフトの大多数がMicrosoftAccess(以下、Access)を用いてデータベースを構築しています。しかしAccessは手軽にデータベースを構築できる反面、以下のようなデメリットがあります。
EveryDB2はこれらのデメリットを克服している様々なDBMSを、使用者の用途に合わせて自由に選択できます。もちろんAccessも選択可能です。またDBMSの選択画面に列挙されていないDBMSもODBC経由で接続が可能です。これにより、今まで不可能だった本格的なデータベースが簡単に作成できるようになります。
現在、DataLabに登録してあるソフトはほとんどが、JRA-VANで公開されているデータベース更新クラスを利用しています。しかし、このデータベース更新クラスは、VisualBasic6.0ベースの古いADOオブジェクトを使用しているため、概してデータベース更新処理に時間が掛かってしまいます。
EveryDB2は最新の.NET Framework4.8に準拠した独自データベース更新エンジン(E-CORE)を開発し、かつ各DBMS開発元が提供しているネイティブドライバを利用できるため(一部除く)、高速なデータベース更新処理が可能です。
DataLabはオッズ速報から各馬の出走履歴まで実に様々なデータを提供していますが、ユーザが必要としているデータ種別だけを選択してデータベースを構築することは、ソフトによって難しい場合もありました。EveryDB2では、ユーザが「必要なデータ種別を必要なときに」取得することが可能です。また、更新状況を詳細に把握できるよう画面レイアウトに工夫を凝らしています。
EveryDB2で構築するデータベースのフォーマットは、JRA-VANが提供する標準データベースと同一フォーマットにしています。このため、各項目の属性や各テーブル間の相関関係が分からない時でも、JRA-VANが提供するデータベース仕様書やJV-DATA仕様書を参照して簡単に確認できます。
EveryDB2の推奨動作環境は以下のとおりです。
「.NET Framework4.8」以上、および、VC++ ランタイムライブラリが必須であることに注意してください。
項目 | 動作環境 |
---|---|
OS | Windows 7、8、10、11 |
CPU | デュアルコア以上推奨 |
メモリ | 2GB以上推奨 |
HDD | 5GB以上の空き容量 |
通信回線速度 | 1.0 Mbps 以上(ブロードバンド環境推奨) |
.NET Framework | .NET Framework4.8以上必須(※1) |
VC++ ランタイムライブラリ | VC++ ランタイムライブラリが必須(※2) |
(※1)「.NET Framework4.8」以上がインストールされていない場合は、以下のURLから「Microsoft.NET Framework
Version 4.8」をダウンロードして、インストールを行ってください。(無料です。)
https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet-framework/net48
(※2) EveryDB2.xのインストーラーの中で自動的にインストールされますが、仮にインストールに失敗する場合は、下記のURLからご自身でダウンロードとインストールをお願いします。