更新履歴

  • 2008年07月20日 Version2.0.0(人柱バージョン) をリリース
    • E-Coreという共通DLLを開発
    • MDIインターフェイスを採用
    • テーブルを蓄積系と速報系に分割
    • メモリリークへの対応
    • 過去時系列オッズ取得対応 などなど
  • 2008年01月27日 Version1.9.0 をリリース
    • データベース「Firebird」に対応
    • データベース「SQLite」に対応
    • SQL文を全て大文字に統一
  • 2007年12月07日 Version1.8.0 をリリース
    • 大量データ更新でメモリリークが発生するバグを修正
  • 2007年11月18日 Version1.7.0 をリリース
    • 新規テーブル「競走馬市場取引価格」を追加
    • 新規テーブル「馬名の意味由来」を追加
    • テーブル「レコードマスタ(RECORD)」で項目「競走種別コード」「距離」
      「トラックコード」の更新が不正だったバグを修正
  • 2007年10月11日 Version1.6.0 をリリース
  • 2007年09月13日 Version1.5.0 をリリース

特徴

EveryDBはJRA-VANが提供するDataLabのデータを使用して、データベースを構築するソフトです。EveryDBには、今までのDataLabソフトに無かった画期的な特徴があります。

特徴1.SQLserverやOracle等の様々なデータベースに対応

EveryDBは様々なデータベースを、使用者の用途に合わせて自由に選択できます。もちろんAccessも選択可能です。またデータベースの選択画面に列挙されていない製品もODBC経由で接続が可能です。これにより、今まで不可能だった本格的なデータベースが簡単に作成できるようになります。

特徴2.ADO.NET2.0に完全準拠した独自エンジンを搭載

EveryDBは最新の.NET Framework2.0に準拠した独自データベース更新エンジンを開発し、かつ各DBMS開発元が提供しているネイティブドライバを利用できるため(一部除く)、高速なデータベース更新処理が可能です。

特徴3.様々な更新設定と状況確認が可能

DataLabはオッズ速報から各馬の出走履歴まで実に様々なデータを提供していますが、ユーザが必要としているデータ種別だけを選択してデータベースを構築することは、ソフトによって難しい場合もありました。EveryDBでは、ユーザが「必要なデータ種別を必要なときに」取得することが可能です。また、更新状況を詳細に把握できるよう画面レイアウトに工夫を凝らしています。

スクリーンショット


ライセンス価格

Version 1.3からフリーウェアになりました。
どなたでも無料でご利用いただけます。

推奨動作環境

EveryDBの推奨動作環境は以下のとおりです。「.NET Framework 2.0」が必須であることに注意してください。

項目 動作環境
OS Windows 98, ME, 2000, XP
CPU Pentium 500MHz 以上
メモリ 128MB 以上(256MB以上推奨)
HDD 5GB以上の空き容量
ディスプレイ解像度 800 x 600 以上
通信回線速度 1.0 Mbps 以上(ブロードバンド環境推奨)
.NET Framework .NET Framework2.0以上必須(※)

※「.NET Framework2.0」がインストールされていない場合は、以下のURLから「Microsoft .NET Framework Version 2.0 再頒布パッケージ」をダウンロードして、インストールを行ってください。(無料です。)
http://www.microsoft.com/japan/msdn/netframework/downloads/

 
 

更新履歴

  • 2007年9月17日 Preview版を公開

特徴

「EveryDB Framework」はEveryDBで構築したデータベースへアクセスすることを可能とする開発環境のフレームワークです。以下のような特徴があります。

特徴1.EveryDBで構築したデータベースを使用可能

 JRA-VAN DataLab.のソフト開発において一番煩雑で難しい作業は、「JRA-VANからデータを取得しデータベースを構築する」ということでした。本来のソフト開発に辿り着く前に挫折してしまった方も多いと思います。
 「EveryDB Framework」を使用すれば、EveryDBで構築したデータベースに簡単にアクセスできるようになり、データベース構築の煩雑さを回避できます。

特徴2.VisualStudio2005ベースの各種パーツ提供

 JRA-VAN DataLab.で提供されている各種パーツはVB6・ADOベースの古いパーツで、現在のVisualStudio2005では非常に使いづらい面があります。
 「EveryDB Framework」では「.NET Framework 2.0」ベースですべてのパーツを提供しています。これによりコーディング時にはコード補完機能が使用可能ですし、データベースアクセスにも最新のADO.NET2.0の技術がそのまま利用可能です。

特徴3.データベースアクセスのコーディング不要

 データベースからデータを取得する場合、通常は「コネクションをオープンし、SQL文を発行し、帰ってきたDataReaderから1項目ずつキャストして、次を読み込んで、最後に全てをクローズ」するといった煩雑なコーディングが必要となります。しかし「EveryDB Framework」ではこれらのアクセス処理をルーチン化し、わずか数行で完了させることができます。

サンプルAP(VB2005のプロジェクトファイル)

「EveryDB Framwork」を使用したサンプルです。(利用・流用は自由)

個別馬情報表示サンプル レース結果表示サンプル
>>プロジェクトファイルダウンロード >>プロジェクトファイルダウンロード

ライセンス形態

フリーウェアです。どなたでも、自由にお使いいただけます。
ただし、以下の点に気をつけてください。

  • 再配布自由です。DataLabへの登録も制限ありません。
  • シェアウェア等の有償ソフトウェアでの利用も自由です。
  • 著作権は作者である cattle が保持します。
  • このソフトウェアの使用による、いかなる損害に対しても、作者は一切の責任を負いません。
  • 本ソフトウェアをリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、または第三者をして、それらの行為を行わせることはできません。
  • 梱包してある「Npgsql.dll」はBSDライセンスです。再配布する場合にはBSDライセンスに従ってください。(著作権と無保証の明記)

コーディング例

VisualBasic2005でEveryDBのUMAテーブルから「ディープインパクト」の情報を取得し、血統番号を表示する場合の例を以下に示します。

01'EveryDB設定情報のロード
02Dim setting As EveryDBSetting = EveryDBSetting.Load _
03("C:\Program Files\Cattle Software\EveryDB1.5.0\setting.xml")
04
05'検索用の構造体の用意と検索キーの設定
06Dim key As UMA = new UMA()
07key.Bamei = "ディープインパクト"
08
09'EveryDB接続オープン
10Dim con As DbConnection = EveryDBGetConnection.create(setting)
11con.Open()
12
13'検索用オブジェクトの作成とSQL文の発行
14Dim dao  As EveryDBDao = new EveryDBDao(con)
15Dim result As UMA() = dao.SelectUMA(key, true)
16
17'構造体配列の一番目にディープインパクトの情報
18Debug.WriteLine("血統番号:" & result(0).KettoNum)