3-3-C. SQLserver 2005 Express Edition

SQLserver2005ExpressEditionはMicrosoftが提供するSQLserver2005の無償バージョンです。データ容量が最大4GBという制約はあるものの、個人で使用するには十分すぎるほどの機能を有しています。SQLserverの各エディションごとの機能の差違については以下のMicrosoftのページを参照してください。

SQL Server 2005 エディション別機能比較表
http://www.microsoft.com/japan/sql/prodinfo/features/compare-features.mspx

EveryDBからは「.NET Provider for SQLserver」を通じて、ネイティヴにアクセス可能(なはず)ですが、動作速度は有償である「SQLserver2000」や「SQLserver2005」のほうが、圧倒的に速いです。あくまで試用としての位置付けで見たほうが良いようです。

SQLserver2005ExpressEditionのインストール方法を解説します。特に難しい点はなく、ガイダンスにしたがって淡々とインストールするだけですが、周辺ツール等も含めると約250MBのダウンロードを行う必要があります。

1.インストールファイルのダウンロード

以下のMicrosoftのサイトから、「SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services」をダウンロードします。
http://www.microsoft.com/japan/sql/editions/express/default.mspx
(インストールデータは解凍前で約250MB程度あります。)

2.インストールEXEファイルの起動

ダウンロードした「SQLEXPR_ADV_JPN.EXE」を実行し、しばらく待ちます。

3.使用許諾契約書の確認

使用許諾契約書の確認画面が表示されるので、「使用許諾契約書に同意する」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

4.必要なコンポーネントのインストール確認

各コンポーネントの確認画面が表示されるので、「インストール」をクリックします。

5.必要なコンポーネントのインストール完了

必要なコンポーネントのインストールが完了します。「次へ」をクリックします。

 

6.Microsoft SQL Server インストールウィザードの開始

Microsoft SQL Server インストールウィザードが開始されます。「次へ」をクリックしてください。

7.システム構成のチェック

システム構成のチェックが走ります。エラーが無いことを確認し、「次へ」をクリックします。

8.ユーザ情報の登録

ユーザ情報の登録画面が表示されます。「名前」と「会社名」を入力して、「次へ」をクリックしてください。

9.インストールする機能の選択

インストールする機能の選択画面が表示されます。「クライアントコンポーネント」を「ローカルハードディスクにすべてインストール」へ変更して、「次へ」をクリックしてください。

10.認証モードの選択

認証モードの選択画面が表示されます。「混合モード」を選択し、管理者ユーザ「sa」のパスワードを入力して、「次へ」をクリックしてください。

11.エラーと使用状況レポートの設定画面

「次へ」をクリックします。

12.インストールの準備完了画面

「インストール」をクリックします。

13.セットアップの進行状況

各コンポーネントのセットアップが始まります。時間は30分〜1時間程度かかります。
セットアップが全て完了したら、「次へ」をクリックします。

14.SQLserver2005 ExpressEditionのセットアップ完了

SQLserver2005のセットアップ完了です。「完了」ボタンをクリックして、ウィザードを終了させてください。